かんたんクッキングにトライ
子育て中の働くパパママに向けて食事のあり方について提案します。毎日の食事とどう向き合っていくかは家庭をあずかる者にとっては重要な問題です。
「育ち盛りの子供達に手料理を食べさせたい」漠然とこの様に考えていても行動が伴っていなければ絵に描いた餅でしかありませんよね。
日本には昔から母親の手料理を囲んで一家そろって食卓を囲むのが(幸せな?)家庭のイメージとしてあるけど。今、一般的な家庭では当たり前にこんな光景がまだ見られるんだろうか。
昔とは生活スタイルが大きく変わっている現代では必ずしも母親の手料理を囲んだ一家団欒=幸せな家庭という図式にこだわる必要はなくなりつつあるようです。お金さえ払えば大抵のものは手に入る時代ですし。
2016年に行われた食生活に関する世論調査によれば、家族全員で夕食をとれる日が週に2日からほとんどない人は全体の35.6パーセントもいます。9割以上の回答者が家族そろってする食事が楽しいと思うと答えているところを見るとやむをえない事情が各家庭にあることが想像できます。ちなみに家で食事の支度をしているかという質問に対しては、「いつもしている」と「たいていしている」と答えた人の合計は5割以下でした。サンプル中20代以下の構成比が7.2パーセントであることを差し引いても、料理離れがすすんでいることがわかります。
人によって価値観はさまざまであり、食事の取り方もまた何が良くて何が悪いかということは安易に決め付けることではありません。ただし、ぼくたち親には愛する子供達の健康を守り成長を見守っていく責任があります。そのことに変わりはありません。
我が家は上から高1男子、中1女子、幼稚園児女子を擁する5人家族です。家内の仕事がら外食・出前になりがちなのが実情です。手料理は義母と家内とで不定期的に賄われています。
よし、やってみよう!と思っても実際「何を作ればいいかわからない。」「なかなか時間がとれない。」「じつは料理が苦手。」そんなぼくらはとりあえず動画で「時短料理」「時短レシピ」を検索するところから始めましょう。
できるだけ短時間で提供できる
子供が喜んで食べてくれそう
成長に必要な栄養をとることができる
これらをテーマにしたレシピの紹介をこのブログでもやりたいです。
今ぼくたちが生きている時代は色んな場面でこれまでの当たり前が通用しなくなっている時代です。大きな変化に伴う不安や痛みはわたし達の世代の宿命かもしれません。しかしその一方で、達成感という大きな喜びの予感にも満ちています。
決まった形や方法にとらわれず自分(たち)のやり方でささやかな幸せを手に入れられる環境が整っていることも見逃してはなりません。食習慣を含めた暮らし全般がこれからも変わっていくのは間違いありません。それでも家庭が少なくとも子供たちにとっての家が安心して心と体をメンテナンスできる場所であるべきことにはかわりません。
普段料理をしないパパも、最初は1週間に1日だけでも自分で準備した材料を使って作った料理を子供達にふるまってみてはいかがでしょうか。思った以上に楽しい体験になると思います。反応まであまり気にせずに、自分ができることをするのが気持ちよく続けられるこつじゃないでしょうか。
今回も読んでいただきありがとうございます。