ポモドーロ時間管理術
仕事や勉強に集中できなくて困った
そんなときありませんか。ぼくもブログを毎日書くと決めてからというもの毎日が自分の集中力との戦いです。
今日は僕を長い間悩ませてきた「集中できない」をあることをきっかけにして克服した体験の話しです。
思えばぼくらは物心ついた時からずっと「先生の話しに集中して。上の空で聞いてちゃだめじゃない。」「もっと授業に集中しなさい。今大事なところですよ。」大人になってからも、「なんでそんな間違いをするんだ、もっと集中しないとだめじゃないか。」とさんざん言われ続けてきました。そのわりにはどうやって集中するのか教えてくれることはあまりなかったと思います。
圧倒的な集中力をもってもくもくと課題をこなし、超人的な成果を出す人っていますよね。元大リーガーのイチローとか。ぼくも憧れるよ。
もしあなたが課題をそっちのけにして、気がついたらあーもうこんな時間かやっぱり自分は集中力がなくてだめだなーと思ったならその考えは捨てるべきですよ。集中してても集中してなくても何もしてないわけではないんだから。ぼくもそうだったんですが、集中できない自分を責めたところで何も解決しないんです。むしろ十分に休めてよかったと思って気分よく始めたほうがずっとその後がはかどります。
前置きが長くなったのですが今日の本題に入ります。集中力が続かないと悩んでる人は是非ためしてほしい「ポモドーロ・テクニック」の話しです。
人が集中できる最適時間は25分
今試験勉強や期限までにやらなければならないお仕事、自分のキャリアアップのために始めた外国語や資格の勉強など、やろうやろうと思いつつちょっとめんどいなーと先延ばしにしてる人は試してみる価値ありですよ。
このポモドーロ・テクニックというややこしいネーミングの時間管理方法をを考えたのはイタリア出身の元エンジニアでコンサルタントのフランシスコ・シリロという人。大学生の時やっぱり普通に試験勉強が間に合わずに焦りまくっていた彼がこれから試験までに読まなければならない3冊の本を前にしてしたことは、どこの家庭のキッチンにも置いてあるタイマーもってきて時間を区切ってベルが鳴るまでは真剣に集中して本を読むということでした。その瞬間あせってまったく本が読める状態でなかったかれは不思議な安心感とともに落ち着きを取り戻し本に集中できたそうです。
短時間で最大限の成果を出せる時間管理術の開発に取り組んだ彼は人が集中できる最適時間が25分であるとつきとめました。ここに5分の休憩を足した30分を1つの区切りとしこれを1ポモドーロしました。4ポモドーロ行うと1時間消費しますね。ここで20~30分休憩し次のターンに備えます。「人間が最大限の生産性と効率性を生み出せる技術」を謳うこのポモドーロ・テクニックが今世界でも再注目されています。
参考サイト
ポモドーロ・テクニック:世界が実践する時間管理術はこうして生まれた | キャリア | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
なかなかはかどらない韓国語の勉強をする時初めてこのやり方を取り入れてみました。結果は上々で、開くとと眠くなるだけだった文法書を2時間(4ポモドーロ)読むことができました。これを続けることで時間も延びてきて集中する癖がついてきたことを実感しています。
色々応用ができるのもうれしい。ぼくは今では毎日の仕事でもこのテクニックを使っています。ミスが格段に減り、ストレスの軽減にも役立っています。心に余裕が持てたおかげで人間関係までも良くなった気がします。心からポモドーロよありがとうという気分です。
ここで一つ付け加えて話しておきたいのですが、生産性や効率性を上げる集中力を発動するのも課題を始めてからの話しであって、始められない人はまずそこをクリアしないとだめだと思います。やると決めたことはとにかく始める。それと、うまくいってもいかなくても挑戦した自分を褒めてげてほしい。読んでくれてありがとうございます。